#9 小さなお子さまがいらっしゃる方に。

スタッフの児玉です。

 

こちらの施設は、小さなお子さまのいらっしゃる女性もご入会くださっています。

もちろん、どれほどよいトレーニングでも、ご懐妊中はお腹の赤ちゃんのことを考えるとお勧めできません。

いっぽう、ご出産のあとの育児中には、身体の疲労を抜くためにトレーニングに来られる方があるのです。

 

育児中は、抱っこ、手をつなぐ時の前かがみなど負担のかかる姿勢が多いものです。そうした疲労のたまりやすい生活だと、トレーニングなど考えられないという方もあるかもしれません。逆効果じゃないの、と考えてしまう方すらあるかもしれません。

けれど、そうではないのです。

 

身体の細胞に栄養、酸素を送りとどけるのは「血流」です。その血流によって、疲労は取りのぞかれます。

こちらのトレーニングは負荷が適切に変化する専用のマシンを使うことによって、身体のそれぞれの部位への血流を高められます。はずむような筋肉の動きは、ポンプを想像していただくとよいかもしれません。

負担になるような負荷、ストレスがかからず、理にかなった動作をマシンが引き出してくれるのです。

それこそ、最初は20分前後でもかまいません。

まったく運動されていなかったのなら、ごく短く感じる時間でも、そこには大きな意味があります。続ける中で、これが故障の予防にもなるのです。

 

ある女性会員さまは、「自転車に乗せようとした子どもが予期せぬ動きをしたけれど、トレーニングの成果か、身体をいためなかった」と話されていました。

さらには、トレーニングのあとは身体がリラックスして眠りが深くなるともおっしゃっています。睡眠不足に陥りがちな育児中には、これもプラスの要素ではないでしょうか。

ご夫婦で入れ替わりながら、トレーニングに来られるケースもあります。

ごく限られた時間のトレーニングでも、それが変化につながるのです。

 

P.S.

中谷彰宏先生『自分の本を出すためのバイブル』(東京ニュース通信社)を読みました。中谷先生は、「就活生のバイブル」とされた『面接の達人』を始め、幅ひろいジャンルで執筆されていて、その著書は1,100冊を超えています。

その文章を読むと、「つぎは、この勉強をしてみよう」「あしたは、このサービスを試してみよう」と、しぜんと前を向く気持ちになれます。

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