スタッフの児玉です。
W.W.宝塚は、小学4年生からご入会いただけます。
成長期から始められるのも、こちらのトレーニングの特長のひとつです。当施設では、ご家族のかたとご一緒に入会いただくことをお勧めしています。
こちらのマシンは立体的な動きの中で、重さが適切に変化します。それによって、関節、筋肉などによけいな負担を加えずに身体の発達を求められます。これまでにも、小学5年生の野球の男の子、小学6年生のバレエの女の子が入会されています。
トレーニングでは、身長、体格差を踏まえ、設置している11種類のマシンの中からふさわしいマシンを選択します。
プレートに足がとどかない場合は、その時点で行なっていただけるマシンを選びます。手のとどかない高さのハンドルであれば、備えつけのS字フックで引きおろしてセットしていただきます。
使用重量は「ウエイトスタック」と呼ばれる重りで設定しますが、マシン本体の重量のみの「0kg」の設定もあります。それによって、プロ野球選手が使用されるのと同じマシンで、小学生のかたもトレーニングしていただけるのです。
さらには、ひとつのマシンの中にも、いくつものバリエーションがあります。これも、選択肢が豊富な理由のひとつです。
たとえば、オスグッドでひざの状態がすぐれない場合は、ひざの動きは入れずに足首だけを動かすことからスタートするケースもあります。痛みがある部位に負担を与えず、ほかの部位を動かすことで血流を高めて回復をはかる展開です。
適した種目を選ぶことから、ムリなく多彩な展開につなげられます。
ただ重いものを持てばよいのではありません。
また、単に軽ければよいわけでもありません。
専用のマシンを使っていただくのには、そうした理由があるのです。
成長期の年頃で、トレーニングとよい出会い方をしていただけたら嬉しいですね。
P.S.
先日、最寄りの本屋さんで『ぼく、ドラえもんでした。』(小学館文庫)を購入しました。ドラえもんの声優だった大山のぶ代さんの本です。
ドラえもんのことを「あの子」と呼び、藤子・F・不二雄先生が亡くなられた際に涙される場面と、子どもたちに大人気のアニメだからこそ言葉づかいにも配慮されていたという箇所が深く印象に残りました。