#2 春に向けて

スタッフの児玉です。

 

2月になってからの数回の寒波で、あらためて、まだ冬の最中(さなか)にあるのを感じました。

それでも立春を過ぎ、寒さの中にも春の兆しはあらわれます。

ジムに目を転じると、来年度に向けてトレーニングに励まれる方が増えてきます。

W.W.宝塚にも、「ボーイズリーグ」と呼ばれる硬式野球をされている中学生がいらっしゃいます。そうした方は、卒業と同時に他府県の高校へ進学されるケースが少なくありません。

トレーニングされている方は、何年も通われていることもあれば、卒業までの数ヶ月を集中的にトレーニングされるケースもあります。期間の違いはありますが、共通しているのは、その熱意です。

 

先月、毎日放送で放送された『情熱大陸』にイチロー選手が登場されました。その映像に感銘を受けられた方も多いことでしょう。

イチロー選手は、メジャー挑戦前のオリックス ブルーウェーブ在籍時代から、初動負荷トレーニング®に取り組まれています。その同じマシンでトレーニングできる中学生の方は、見ていてうらやましい限りです。

身体が大きく変わる時期だからこそ、やみくもに重いものを持ったり、身体をいためつけたりする運動には怖さを禁じえません。

マシンが引き出してくれる理にかなった動作で、しなやかさ、力の伝え方、ポジショニングなどを養っていただきたいものです。

マシンを活用することで、広がる可能性があります。

 

もちろん、当施設のトレーニングの対象は成長期のひとだけではありません。

次回は、社会人の会員さまから寄せられるお声をご紹介します。

それでは、また次週お目にかかりましょう。

 

P.S.

先だって地元の京都北部に帰省した際、降りしきる雪に、この1年を問いかけられた気持ちになりました。

慣れ親しんだ雪ですが、『雪の名前』(高橋順子さん/小学館)という本で、積もった雪が落ちるのを「雪垂(ゆきしずれ)」、樹木の下の雪が少ない状態を「雪輪(ゆきわ)」と呼ぶのを知りました。まだまだ、知らない言葉がたくさんあります。

ページトップ